月曜日までに考えておきます

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アジャイルサムライ横浜道場に参加してきました

昨日、2011/1/17(火)に「アジャイルサムライ横浜道場」に参加してきました。 アジャイルサムライについて一応説明しておくと、最近のIT業界の開発手法の1つとして流行である「アジャイル」について述べられている書籍です。

読みやすい本なので、IT業界にいる人は買うなり図書館で借りるなりして一度読んでおくと良いと思います。 さて、本題です。 場所は横浜駅、ビブレ近くのアットウェアさんという会社の一室にて行われました。 IT系勉強会って東京開催が多く、横浜市に住居も職場もある自分にとっては会社が終わってから勉強会に参加して帰ってくる、というのは時間的にも電車賃的にもコストが高かったので、横浜開催はありがたかったです。 今回はアジャイルサムライの第1章、第2章の内容についてワークショップするものでした。 その中から皆で議論したい内容を選び、今回のテーマとしては

  1. アジャイル導入時の困難な点について
  2. 自己組織化について
  3. アジャイルを導入するにあたって

というテーマになりました。1と3はかぶってる気もしますが(;^ω^) 6グループに分かれて、2グループずつ3つのテーマについて話す、しばらくしたら席替え、というのを合計3回やりました。 私は幸い(?)3テーマとも話すことができました。 議論した内容ですが、 1.アジャイル導入時の困難な点について これは主に周りの理解(同僚・上司・顧客)を得るのが難しい場合、導入は大変困難であるという話になりました。 今までのやり方を変えることにわかりやすいメリットでもない限り、変えるということに抵抗があるのは当たり前かなと。 社内への導入に実際に成功した例として、なにもしらない、というか「今までのやり方」なんてものを持っていない若手・新人に教えていくことで導入に成功したという話があってなるほどなーと思いました。 2.自己組織化について そもそも自己組織化ってなによ?って議論もあったのですが。 本にはそんなに詳しく書いていない。 個人が自分のタスクの都合だけを見るのではなく、プロジェクトの方向性とか目的を見定めて全体最適な提案・行動が取れるという解釈でいいのかなと私は思っていますが。 でもそれってアジャイルで重要、っていうかどんな場合でもそういう人達がいると貴重だよね、と思います。 たとえガチガチのウォーターフォールモデルだったとしても。 ただ、現場の意見を求めていないとか、言われたことに従え、みたいな職場だと自己組織がしても意味が無いので環境って大事だと思います。 3.アジャイルの導入 3回目にこのテーマに行ったので、結果まとめのツイートをすることに。 どうやって導入するか?について、やっぱり抵抗がある人が多いとか、1と同じような議論は交わされました。 体験談でいうと、Redmineのようなアジャイルと組み合わせて使うことで仕事の効率が上がるようなものを導入することで受け入れられていったみたいな話がありました。 もちろん、仕事のプロセスをツールに合わせるのはおかしくないか?みたいな話もあると思うのですが、実際に仕事を進めやすい、というのを本とか言葉ではなく実際に体験してもらうのは重要だと思いました。百聞は一見に如かず、ですね。 あとは、メリットを訴える(変更に強い→最終的に顧客価値につながる)、仲間を増やす(これは新人を啓蒙していく話とも通じますね)とか、こういう地道な活動で導入していくという結論になりました。 ワールドカフェ形式で議論したあとに、懇親会というスタンスだったので初対面のエンジニア同士での交流も深められ、非常に有意義でした。 一緒のグループで議論していたメンバーの一人が実は会社の後輩だったことが後でわかったりして面白かったです。 次回も2月に開催される予定のようなので、ぜひ参加したいと考えています。 あとは恒例のまとめ系。 第1回 アジャイルサムライ読書会 #横浜道場 - Yukarin'Note アジャイルサムライ読書会 横浜道場 Vol.1 #agilesamurai #横浜道場 - Togetter