今年の5月に発売されて、当初から気になっていたもののイカがインク塗るゲームに専念したいので見送った「ウィッチャー3 ワイルドハント」を8月に購入してプレイしていました。クリアして、トロフィー85%ぐらいまで進めたので感想などです。
どんなゲーム?
オープンワールドのRPGで、中世の北欧に近い世界観ですが、実際の歴史とは関係のないオリジナルな世界です。魔物を狩ることが職業のウィッチャーである主人公をゲラルトを操作して旅していくRPGです。戦闘はアクションですが、普通の難易度で進めたところそこまで難しくはなかったですね。ウィッチャー3ということで1や2があるわけなのですが、PCやXBoxなどでしか出ていなかったりして割と今からプレイするのはハードル高めです。ストーリーは原作が小説ということもあり、1や2からもろに続いている話で過去作やってないとわからないポイントも多いのですが、公式サイトに過去作の解説があったりもするので本作からプレイしても問題無いと思います。
良い点
フィールド広い
海外オープンワールドゲームのフィールドの広さには驚かされるのですが、それを知っててもこの広さには驚かされました。
壮大な世界観
ウィッチャーや女魔術師、ワイルドハントやヒロインであるシリの設定など、すごい深い設定があって面白いなぁと思いました。ゲームをプレイして、原作の小説も気になって読みたくなるというデキだと思います。最終的な目標は同じになるとは言え、この自由度はロマサガシリーズを思い出しました。
話の自由度
どこから進めるかとか、ストーリー上での重い選択肢を主人公が決めることができるとかの自由度が凄いです。単なるモブではなく、話に関わってくるレベルの登場人物の生き死にや、敵になるか/味方になるかのレベルで変わってきます。
悪い点
バグが多い
もうほんと、これに付きますね。オープンワールドゲームはそもそもフラグ調整とか超複雑そうだし読み込みも大変そうなのですが、強制終了バグが多いなぁと。事前に挙動が不安定になる(遠くのマップが読めずグリッチしたりとか、普通の会話シーンで読み込みのような画面切り替えが走る)という前兆はあるのでそういうのを見かけたらセーブするとか再起動すれば良いのですが、業務システムじゃないんでしそういうの気にせずに遊びたかったです。
その他
割と話に救いがないというか、シビアなのが面白かったですね。 これは人によってメリット/デメリットの双方に捉えられると思うのですが。 たとえば、魔物にさらわれた人を探してください、みたいな依頼を受けると、日本の優しいゲームなら今まさに魔物に殺されそうだった人を「私が来た!」って感じで助けてめでたしめでたし、となるケースが多いと思うんですよね。このゲームは、まずさらわれた人の遺体発見から始まるケースがほとんどで救えないのです。たどり着くのが遅かったとかもっと早く依頼を受けていれば、とか無く。しかも、依頼主も「助けられなかったら金払わねー!」っていうやつがたまにいてリアル。「そうか、助からなかったのか・・・(´・ω:;.:... 」的な反応する依頼主もいるけどそれはそれでつらい!サブストーリーそういう感じのが多くて割とつらくなりますね。
あと、魔物が「ぷるぷる、ぼく悪いスライムじゃないよ」的な発言するから信じてやったらカイジやライアーゲームばりに騙されるの2回ぐらいやられたので、以降魔物は信じずに殺すことにしました。
まとめ
バグがつらめですが、こまめにセーブすれば運用で回避できるのでそれができればRPGやオープンワールド好きにはぜひともおすすめしたい逸品です!
- 出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト
- 発売日: 2015/05/21
- メディア: Video Game
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