月曜日までに考えておきます

ITネタとゲームネタ中心に興味のあること色々書きます。

PS4「ドラゴンクエストビルダーズ」クリアしました

木曜日に発売された「ドラゴンクエストビルダーズ」、早速やりこんで今日クリアしたのでまとめです。 主なゲーム内容は体験版の記事(ドラゴンクエストビルダーズの体験版やってみた - 月曜日までに考えておきます)で書いたので、クリアまで進めて良かったところと悪かったところまとめます。

良かった点

  • ストーリーや演出

主人公の正体とか1の勇者はどうなったのかとか竜王の目的とか、そのあたりがストーリー上すぐに明かされなくて気になってプレイしちゃいましたね。 各章ごとの展開もドラクエにしては結構大人向けというかショッキングな描写あって面白かったです。とくに2章とか。

各章ごとにアイテムや能力値が引き継がれないのですが、新しい章ではまた違ったルールで遊べる感じで、前章で慣れた経験を活かしつつ応用して遊ぶのが面白かったですね。特に終章序盤の展開は絶望感強くてすごい引きこまれました。

それぞれの町の住人が個性的で面白かったです。全体的に主人公含め毒舌な人が多い気がしました。おっさんだけじゃなくてかわいい女性キャラも含め。 戦闘しなさそうな女性キャラが防衛時に一緒に戦ってくれて結構強いとかのギャップも面白かったです。

  • モンスターの攻め方に応じて街づくりするの楽しい

防衛戦で何も対策してないと街がガンガン潰されてしまうので、それに応じて防衛できるまちづくり考えるの楽しかったですね。 特に目的意識を持たずにエディットするっての苦手なので、「こういうふうに敵が攻めてくるのでそれに備えた壁や地形を作る」と目的を与えられると作ってて楽しいですし、さらにそこから見た目も整えようというモチベーションも湧いてきて気付いたら長時間プレイしてしまいました。

イマイチだった点

チャレンジ目標というのがあり、これを満たすとフリーモードで使えるアイテムが増えたりトロフィーがもらえたりするのですが、これの条件の1つに「◯日以内にクリア」というのが各章にあるんですよね。

章ごとの街を極限まで自分の好きなようににビルドして遊びたいのに、これのせいで急ぎクリアしないとダメになっているのはゲーム性を損ねている気がしました。 基本はセーブデータ二つ作って、片方はろくにビルドせずにストーリーすすめる感じでやるのが正解なんでしょうか。

  • 基本的に囲わないときつい、ゴーストの夜襲とか

街の周りを2ブロック、普通のモンスターには壊されない強度で一周ぐるっと囲って扉で出入りするようなまちづくりをしないと、モンスターの襲撃で街の中が壊されまくることになります。街の中に入れてしまった時点で主人公の攻撃でも街の施設が壊れてしまうので、基本的に中に入れないのが正解なんですよね。

第1章のメルキドは元城塞都市ですし、ストーリーも防壁やトラップを作っていくことになるので、街をグルっと囲って罠で対策でいいんですが、以降の街も全部そういうつくりをしないと正直しんどいというのがありますね。そういう点で、あまり自由度がなくなってしまっている気がします。もうちょっとオープンに作りたかったんですが、まあモンスターの襲撃に備えながら復興している設定なのでしかたないのかな。

あまりにもうざいのが夜襲してくるゴーストで、これは襲撃イベントとかではなく毎夜頻繁に来ます。しかもこいつらはワープしてくるので囲ってても中に入ってくるんですよね。そしてそれなりに強いという。

夜になったらさっさと寝ろということかもしれませんが、前述の日数制限を考えると昼間は探索して夜間にクラフトすることになるので、こいつらにはイライラさせられました。

  • 複数まとめて作れない

これはゲームコンセプト的なものじゃなく単純に不便なだけなので、パッチとかで修正されないかな、と思っていることなんですが。 アイテムを作る時に、「1セット作るか、作れる限界まで作る」のどちらかしかないんですよね。3セット作るとかができないのです。作れる限界まで作ってしまうと、例えば石炭やふとい枝なんかはいろんなアイテムを作る時に必要になるので、それらのアイテムが枯渇することになります。そしてこれらを必要とするアイテムこそ3〜5セットぐらい欲しい、ということが多いので、1個作る、を複数回繰り返すことになります。

これテストプレイとかでも絶対意見出ただろうにどうしてこうなっちゃったんですかねぇ…

  • 倉庫のページを意識しないといけない

これまた挙動おかしいやろ系。

大倉庫というアイテムを預けられるものが手に入るのですが、アイテム枠の1ページ目と2ページ目がありどちらも入れられるアイテムに制限などありません。 それなのに、1ページ目がいっぱいになると次に入れようとしたときに「アイテムがいっぱいです」と言われて、わざわざ2ページ目に切り替えて入れないとエラーが出ます。2ページ目に入れてソートしたら1ページ目のアイテムと合わせてソート/マージされるので両ページのアイテム認識されているだろうに、どうしてこんな実装になっているんでしょう…

  • 設計図が障害物あると敷けない

これも不便だった系。 設計図を既存の壁を利用して作ろうとすると設計図を敷く段階で障害物があります、と言われて設計図が敷けません。 わざわざ後で再度使う予定の壁を壊してから設計図を置かないとダメなんですよね。 別に異なるアイテムが置かれていたら設計図の内容が成立しないだけなので設計図は敷かせてくれてもよかったんじゃあ、と思いました。

  • クリアしたあとにそこの街をさらに発展させ続けるゲームしたかった、フリーモードとか

章ごとのストーリーや登場人物が魅力的すぎて次のステージに行くのが惜しいのともっとその街を発展させたかったというのを感じます。 日数制限はタイムアタックだけの話なので引き続き遊ぶことはできるのですが、終章とか終章クリア後に全アイテム使える状態で各街を回るとか、フリーモードで各街の登場人物がやってくるとかしてくれたらなぁ、と思いました。

まとめ

イマイチだった点を結構長く書いてますが、自分的には大変満足できました。というかまだまだ遊び足りないので、各章のチャレンジ達成&トロフィーコンプ、フリーモード飽きるまで遊んでみるつもりです。

想像以上に世界観や話がドラクエとしてしっかりしていますし、ゲーム性も面白いのでぜひ遊んで欲しい一作です。