エネループバイク乗ってみた

先日、サンヨーの電動自転車「エネループバイク」に試乗する機会がありました。初めての電動自転車だったのですが、乗ってみてびっくりです。 自動で進んだりするわけではないのですが、漕ぐ力が1/2でいいようになっています。つまり漕いだら2倍進むということです。走り出しが凄い。ちょっとペダルを踏み込んだだけで、何かに引っ張られるかのようにぐいーんと前に進みます。「気をつけろ！スタンド攻撃だ！」というぐらいの勢いで。マリオカートのロケットスタートのように出だしが進みます。きちんとまたがる前にペダルをこぐと危険ですね。 ちょっと走ってスピードが出ると、アシスト力が弱まるので平地は普通の自転車のように漕げるみたいです。坂道は走れなかったのですが、あのスタートのときのスピードを見る限り、坂道もすごいのでしょう。 値段は確かに高めですが、それだけの価値はあると思います。ただ、一度これに乗ってしまうともう普通の自転車に乗れない駄目人間化は避けられないですね（笑）普通の自転車を立ち漕ぎで登る方が足の筋肉（＝健康面）には良いんでしょうけどね。 それと、バッテリーが重いという欠点があります。アシスト力が効いている間はいいのですが、切れてしまうと普通の自転車より重いですね。今サクッとシティサイクルで検索してみたら、重さが17.8kgの機種などがかかったのですが、電動自転車は軽くても22kgで、それ以上のもゴロゴロあります。階段を上らないといけないとか、駐輪場とかで前輪を持ち上げて回転、とかは普通の自転車よりもしんどいです。 なお、最高速を上げるものではないので、自力で異常にスピードを出せる人が乗ったら高速道路走れるんじゃないかというようなスピードが出る、ということはありません。残念ながら。やはりか弱い女性向けのアシストですね。