【Windowsバックアップ】robocopyでバックアップするロボ
PCが順調に動いているうちはいいんですが、壊れてから「バックアップ取っときゃ良かった」ってよくありますよね。
私はWindowsをメインで使っています。
Windowsのバックアップ機能は、イメージファイルを作っちゃってファイル単位のアクセスがてきないことと、以前そこからの復元に失敗したことがトラウマになってできればやりたくありませんでした。
MacはTime Machineでファイル単位にアクセスできるバックアップができ、軽くて、しかも版管理してくれるという優れたソフトが標準でついています。
Linuxもrsyncが優秀で、同じようなことをできるソフトを探していたのですが、なかなかいいのが見つかりませんでした。
そんな折、Twitterでrobocopyイイよと教えていただいたので、試してみたところ、まさに自分の求めていることが実現できました。
アプリケーションではなくコマンドラインから実行するものですね。普段コマンドラインなんて使わないよ、っていう人でも簡単に設定できるような内容です。
コマンドラインから云々に詳しい人は普通にやりたい用にやってもらえればいいのですが、よくわからない人はテキストエディタ開いて、全て半角で
robocopy バックアップしたいフォルダ(※) バックアップ先のフォルダ /MIR
と入力して、テキストファイルを「ファイル名.bat」で保存すれば、ダブルクリックするだけバックアップしてくれます。
具体的にはCドライブの内容を外付けのDドライブに移すということであれば、
robocopy C:\ D:\ /MIR
でOKです。
さらに、エラーが起きた時のリトライ回数がしつこかったりするので、
robocopy C:\ D:\ /MIR /R:0 /NFL /NP > copy.log
とかやっておけば、エラーが出たら無視して、エラーが起きたところをcopy.logに書きだしてくれます。
しかもバックアップしたいフォルダの変更があった部分だけ保存するので、最初だけバックアップに時間がかかりますが
二回目以降は早いです。一回目も途中でやめても途中までやった部分はすぐに済むので、途中終了も気楽にできます。
これをタスクスケジューラに入れておけばMacのTimeMachineにかなり近い感じで動くのではないでしょうか?(版管理はできていませんが)
私はこれを知ってバックアップ環境が非常に快適になったので、みなさんもぜひ試してみてください。
参考ページ:
robocopyでフォルダをバックアップ/同期させる - @IT
ROBOCOPYの基本構文を覚えよう - 岡野@神戸