【本屋大賞】「舟を編む」読みました
この間の本屋大賞のエントリ
月曜日までに考えておきます 2012年本屋大賞について
で書いたように、「舟を編む」買って読んでみました。
やはり、辞書を作る話でしたね。
主人公がヒトクセある人物なのですが、それも含めていい人で、周りもみんないい人揃いでなんかほんわかする話でした。ものすごい苦節を重ねつつ辞書を作る話です。
辞書を作るのって大変なんだなぁ、というのを感じさせられる本です。
今まで何気なく辞書って使ってたと思うんですが、今後は辞書を使う際にちょっと視点が変わるような気がしました。
情報の整合がとれてないとダメな点とか、Webサイト作成と共通する部分も感じたんですが、Webサイトは修正可能なのに対し、実出版される辞書はそういうこともできないから大変だろうな、と思いました。
電子書籍がメインになったらそういう部分も少し改善されるんすかね。
あと、主人公の同僚のチャライ彼、主人公の天才っぷりに嫉妬する描写がありましたけど、20代後半であの営業力交渉力政治力があるならただもんじゃねーだろこいつも、と思いましたw