月曜日までに考えておきます

ITネタとゲームネタ中心に興味のあること色々書きます。

PS4「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」を遊んでます。

ダークソウルの会社であるフロム・ソフトウェアが作成した和風ダークソウルである「SEKIRO」を遊んでます。トロフィーがあとスキル Max だけになりひたすらレベル上げをするだけのゲームになったのでここらで感想を書きます。

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ゲームの特徴

異常に難易度が高いです。あらゆるボスが強敵で、少なくとも3回は死ぬ相手が多いですし、10回死ぬのも普通のことだと思います。 昨年末にこういう記事を書きましたが、登場するボスがだいたいこんな感じの覚悟が要求される敵です。きつい。

今年戦ってやばかったラスボス - 月曜日までに考えておきます

ダークソウルと比べてスタミナ制じゃなかったりダッシュ、ジャンプがあるのでボスに負けても再チャレンジが容易なのは良いと思いました。あくまで「難しい」であり、理不尽であったりめんどくさいという点は排除できている気がします。

とはいえ、格ゲーで例えるなら敵がサムライスピリッツのルールで大斬りを連発してくるのをこちらはすべてブロッキングして小パンチで反撃し続けて勝利する、ぐらいに相手の動きを理解しないとクリアできない感じになってます。きつい。

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面白さ

それは面白いのか?と問われると、人は絶対に選ぶと思うのですが、ぼくとしては最高に面白いです。 やっぱり決まったとおりにこれをやったら絶対に勝てる、よりは勝てるか勝てないかの方が面白いですし、何度も負け続けてこの敵を倒すのは無理では、と思っても諦めずに挑み続けて、そうやってあと少しで倒せそうな状況になったときの緊張感は最高に楽しいと思ってます。それで押し切って勝てたときの爽快感は半端ないですし、仮に負けてもまた学びを得てチャレンジできると思って遊べています。

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システム周りの気づきとか

ダクソは死ぬとリスポンポイントを出てからかき集めた経験値を全ロストするけどそこに回収物を残す、という仕様ですが、SEKIRO は普通に半分にカットされ回収にいかなくても良い、という仕様になっています。個人的には、ダクソの回収の方が全額回収できるのでお得だった気がするんでむしろ半額になる方がきついと思いました。死ぬと一回だけ復活できる回生というシステムがありますが、これは「もう一回遊べるドン!」ではなく、ロストしたくなかったら今すぐセーブポイントに戻れ、というシステムなんじゃないかと思います。

で、そういうのを踏まえてロストしても痛くないような経験値で無茶していると、これまでに遭った NPC が龍咳(りゅうがい)という咳き込む病気にかかります。これにより、死んでも確率で経験値・金をロストしなくなる「冥助」というシステムが発動する確率が下がります。 が、そもそも「冥助」は最高値で 30% なので、これに賭けて、大量の経験値・金を抱えて冒険するには少し確率として低すぎる気がします。で、NPC が咳き込み始めると 5% ほどこれの確率が下がるのですが、正直 30% の時点でそもそもこれに頼るシステムではないので、NPC が咳き込むことによる罪悪感以外のペナルティは特に感じませんでした。

誇張抜きで100回以上死ぬゲームであり、具体的に重いペナルティを過せると誰もクリアできなくなっちゃうのでこういう実質何もペナルティない(咳き込んで死にそうにはなるけど死にはしない)けど心の痛みが生じる、みたいな演出にしたんですかね。これを治癒するアイテムもあるけど、そこまで高くないので普通にもりもり使って咳を治せます。謎システムすぎる。

おすすめさ

自分には非常に面白かったのですが、明らかに万人向けではないと思います。ラスボスも異常に強く、普通にプレイしてたどり着くラスボスが、他のゲームの超絶やりこまないと倒せないレベルの隠しボスと同じレベルかそれ以上のものとの戦いを要求されます。発売から1週間ちょっとたった現時点でもラスボス撃破トロフィーを取っているのが5%ぐらいなので、100人買ったら5人ぐらいしかクリアできないぐらいに難易度高そうです。(そもそもの母数の100人が「SEKIROを買おう」と思うような人であることも考えるとますますやばいかと) 気になっている人はプレイしてみると新しい扉を開けるかもしれません。

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SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE - PS4

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE - PS4