月曜日までに考えておきます

ITネタとゲームネタ中心に興味のあること色々書きます。

ファイアーエムブレム エンゲージをクリアまで遊んだので感想

1/20(金)に Nintendo Switch で発売された「ファイアーエムブレム エンゲージ」をエンディングまで遊んだので感想です。

風花雪月との比較

前作の風花雪月では戦闘パートと同じぐらいに学園パートも重要で長かったですが、本作も拠点パートはあるものの風花雪月ほどのマップの広さや、やることの多さはないですね。授業をして武器の適性を強化するようなシステムなどもないので育成パートについては風花雪月よりもカジュアルに遊べます。

とはいえ、料理の素材や錬成の素材を 3D 移動でマップを歩き回って拾ったりしないといけないなど、戦闘パートだけに集中できない要素は引き続き継続している感じでした。武器の耐久度は本作はないので、強い武器を一つ錬成して使い続けられるのは楽だと思います。ただ、お金とか素材はかなりカツカツなゲームバランスになっていました。

ストーリーは風花雪月が一周40〜50時間ぐらいかかる上に4ルート分岐みたいなボリュームでしたが、本作は特に分岐等なく、かつクリアまでがすごい長いわけでもないので、風花雪月と比較するとトータルプレイ時間は少なくなると思います。

新要素

エンゲージという過去作の主人公と合体するようなシステムがあります。これは指輪を装備しておくと、戦闘中ずっと力や速さなどの重要なパラメータが上がってさらに追加のスキルなどが使えたりするもので、かつ、条件を満たすと完全に融合したようなモードになって3ターンパワーアップしたり必殺技を打ったりできる、というようなものでした。 相当強力なので、育てたいキャラに装備させる、というような仕組みで使えます。

良かった点

キャラクターのビジュアルは非常に良いですね。 女性キャラクターは全体的にみんな可愛くなっており、かつ通常時のグラフィック、アニメシーンのどちらも美麗かつ表情豊かに作られており、良かったです。

また、過去作の主人公を出してくる時点でなんかソシャゲーっぽいなぁと思ったんですが、諸々のクオリティが高く、歴代主人公集結はアベンジャーズ感あって良かったですね。

あまり良くなかった点

ストーリーの途中でしばらく指輪を失うイベントがあるのですが、この期間が結構長い上に、指輪で取得できるスキルが FE のゲームシステム上重要なクラスチェンジに関わってくるので、クラスチェンジをさせようとする計画に影響が出ます。 特に、魔法職へのクラスチェンジに必要な素質を取るための指輪がその後、終盤まで帰ってこないので、元々、攻撃魔法が使えないキャラを攻撃魔法職にできるのは終盤になります。

また、ストーリーも前述の指輪を失うあたりの展開とか、相当終盤の主人公のパワーアップ(?)イベント周りのどういうこと?感が説明不足感あってよくわかりませんでした。

まとめ

風花雪月と比較するとサクッと終わるもののゲームとしてはちょうど良いボリューム、難易度で良いゲームでした。 一方で、今すぐ遊んだ方が良い、みたいな名作感はそこまで強くはなかったので、FE 好きや気になっているならやればいいものの、FE 未経験者でもぜひやるべき!というまでのクオリティではないかなという感想でした。