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ファイナルファンタジー7リメイクをプラチナトロフィーまで遊んだので感想

4月に発売された「FF7R」をプレイしてなかったので、プレイしてみました。 プラチナトロフィーまで遊んだので感想です。

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どんなゲーム?

FF7 のリメイクですが、ミッドガル脱出というオリジナルで言うと 1/10 ぐらい?の部分のみが対象となっています。 この部分に焦点を当て、大きく作り変えを行ったというゲームですね。そのため、オリジナルのその部分相当の時間で終わるということはなく、大きく追加や変更が行われており、普通に一本の作品としてプレイできるボリュームがあります。

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ストーリー

あまり詳しく書かないほうがいいとは思いますが、これは「リメイク」というくくりに入るのだろうか、という印象を持つストーリーでした。 本作で初めて FF7 をプレイする人よりも、過去にオリジナル版をプレイして「2周目の世界」として体験している人にこそ、驚きが提供されるような展開となっており、この見せ方はとてもうまいなと思いました。

場末のアパートっぽい部屋を借りることになってその隣人がティファで何かと気にかけてくれたりする辺り、「転生したらクラウドだった件」みたいな感じもあります。

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ゲームシステム

オリジナルは FF のアクティブタイムバトルRPG でしたが、本作は完全にアクション RPG になっていますね。 同じスクエニキングダムハーツに近いシステムです。ただ、キングダムハーツほどこなれておらず、アクションにしたいのか RPG にしたいのか、中途半端な印象がありました。

魔法を選択するシーンなどは時間がほぼ止まり、RPG 的に対象を選択するくせに、選択した魔法の発動前はアクションゲームに戻るのでに敵に妨害されたりします。そしてかなり解せないのがここで妨害されると MP とアクティブゲージだけ減っているという点です。モンハンやダクソみたいなちゃんとした割と難しめのアクションゲームでも、「回復中に妨害されたら回復は発動せず、回復薬だけ減っている」というようなシビアさはないので、これは難易度が高いと言うよりもアクションゲーム作り慣れていないのかな、という印象を受けました。 また、リミットブレイクも特に無敵時間があったりせず、かつリミットブレイク発動前に決めポーズ取っている時間も敵が動いているので、起死回生でリミットブレイク発動してそのまま殴られてて死亡、ということもよくあります。RPG にしたいなら、こういう辺りは無敵&必中にすればいいんじゃないかと思いました。

敵の攻撃などで回避不能なものも多いので、どうしてもアクションゲーム、というくくりで見るのは難しく、「必殺技に無敵時間など甘え」という概念で作るのであれば、もうちょっとちゃんとアクションゲームとして作って欲しいと思いました。 めちゃくちゃ難しいというわけではなく、というよりは全体的にストレスがたまる・爽快感がない、という点が問題だと思いました。

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まとめ

演出などの品質は高いが、ゲームバランスは粗があるな、という印象でした。 とはいえ、カジュアルに遊ぶなら難易度下げれば、上記の戦闘のシビアというかストレスが溜まる部分は特に気にならないと思います。

ファイナルファンタジーVII リメイク - PS4

ファイナルファンタジーVII リメイク - PS4

  • 発売日: 2020/04/10
  • メディア: Video Game