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バイオハザード RE:4 をトロフィーコンプリートまで遊んだので感想

3/24(金)に発売された「バイオハザード RE:4」を遊んでました。 ちょっと時間は掛かったものの、トロコンまで遊んだので感想です。

どんなゲーム

名作、バイオハザード4のリメイクですね。バイオハザードは1~3までは主人公側があまり強くなく、少ない弾薬をリソース管理しながら生き延びるゲームでした。4でゲーム性が大きく変わり、強いエージェントであるレオンが豊富な弾薬と体術でクリーチャーを薙ぎ倒していくゲームになりました。

本作もそのリメイクであり、RE2 や RE3 と比べるとプレイヤーの攻撃性能が上がっています。(RE3 より回避性能は落ちているかも、でもパリィはある) クリーチャーから逃げ回るのではなく、クリーチャーを倒していくスタイルですね。

原作からの変更点

と、上記で書きましたが、RE シリーズの特徴なのか、原作よりも閉塞感が大幅に増しています。 原作4のレオンはキビキビ動いて、ヘッドショットで怯んだクリーチャーに対してザンギエフのような間合いから大勢を巻き込むバーチャファイターの大技のような回し蹴りでクリーチャーの首を粉砕して、やられたクリーチャーが弾丸を落とすシステムでした。 今作は、

  • レオンが遅い
  • 蹴りの間合いが狭い
  • 蹴りの巻き込み範囲が狭い
  • (多分)威力も低い
  • 倒せなかった敵のトドメを指すためのナイフも使用回数で壊れる
  • 弾丸もあまり落ちない

カプコン格ゲーで最強キャラクターだったキャラクターが続編でナーフされるみたいな弱体化を受けています。 特に、弾丸とか回復はたくさんストックしておけるタイプではなく、無くなりそうになったらその弾丸が出やすくなる、という不思議なシステムになっているようです。 そのため、ショットガンの弾を温存、のような使い方をするのではなく、ある銃の弾丸を使い切って、なくなったら次の銃を使う(使い切った方の弾が出る)のような戦略で戦った方が良さそうなシステムになっています。 一応、ナイフでパリィができるようになり、村人の刃物をパリィして蹴りを入れたりできます。(ダクソ感) ただ、掴み掛かってくる技はパリィできません。(2D格ゲー感)でもしゃがめば掴み掛かりは回避できます。(3D格ゲー感) 原作でも重要な敵キャラクターだったクラウザーは色々な攻撃をしてくるので、クラウザーナイフオンリーとかやると SEKIRO みがすごいです。

マップとかは、印象的な村の中央や古城の大砲のところなどはそのままであるものの、道中はかなり変わっています。 ルイスの活躍の機会が増えているのは良かったですね。

難易度

そのため難易度は原作と比較して上がっていると思います。 特に、トロフィーコンプリートのためにハードコアの引き継ぎなしS+クリアや、プロの引き継ぎなしクリアをしないと得られない武器があったりして難易度が高いです。 アップデートで若干緩和され、プロ引き継ぎなしクリアはしなくて良くなったので、ハードコア引き継ぎなしS+クリアだけで済んだのですが、プロ引き継ぎなしS+クリアした人はすごいなぁと思います。 現状は、限定改造早期解放のためのアイテムも出たので、300円ほど払えばトロコンはそこまで難しくないと思います。

良かった点

元々原作でも良かったグラフィックが現代の性能に合わせて大幅に向上しており、満足感が高かったです。 また、ヒロインであるアシュリーは原作でも可愛かったですが、さらに美人化しており良かったですね。エラ・フレイヤさんというオランダの YouTuber の方がモデルらしいですね。最近はポリコレなのか女性キャラの容姿をナーフする傾向にあった気がしなくもないのですが、ここでアシュリーの顔を強化させてくるカプコンにはしびれますね。

まとめ

バイオハザード4原作の思い出からの爽快感を求めてやると、結構つらいかもしれません。 むしろ爽快感というよりはソウルシリーズのような絶望感と折れない心を持って挑むゲームとして評価できる要素があると思いました。