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「ライザのアトリエ3」トロフィーコンプリートまで遊んだので感想

3月に発売された「ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~」ですが、同じタイミングで発売された「バイオハザード RE:4」を優先したため、発売日には買いませんでした。バイオハザード RE:4 をトロフィーコンプリートしたのと、4/16 に受けていた情報処理試験ネットワークスペシャリスト)も終わったので、ライザのアトリエ3を始めてみました。 トロフィーコンプリートまで遊んだので、感想です。

ゲーム内容

アトリエシリーズのうち、ライザが主人公の3作目にて(おそらく)完結編になります。1,2 も遊んでおり、作品の出るペースが早いのでストーリーをある程度覚えている内に遊べて良かったです。 これまでのシリーズ通り、アイテムを集めながらアトリエに戻って調合し、敵と戦ったりしながら話を進めていくゲームですね。

良かったところ

シームレスに動けるマップが非常に広くなっています。いくつかのエリアに分かれているので完全なオープンワールドではないものの、一つのフィールドでシームレスに動ける範囲がこれまでと比べて大幅に広くなっています。ファストトラベル箇所もたくさん設置されており、快適に遊べます。PS5 で遊んだのでローディングも少なめでした。

ストーリーも良くなっており、特に2で仲間にならなかったアンペル&リラやついに本作で仲間入りを果たしたボオスの掘り下げがされていたのは良かったですね。 また、前作のダンジョンで面倒だった、ダンジョンの奥まで行ってから情報を集めないとクリアできないというシステムは廃止されており、サクサク進むようになっていました。

キャラクターの表情はアトリエシリーズ全体での前作にあたるソフィー2から継承されている感じで、表情豊かで可愛い造形になっていました。

難易度

ソフィー2と比べると調合は非常に簡単で、任意の特性を持った武器の作成が時間を掛けずに可能になっています。 ま特性もレアな特性を探すというよりは普通に手に入る ++ 系の特性を、同じ素材の作成でループするだけですぐ最高値のものが作れるので、割と序盤で最強装備につけるのと同じ特性が作れるようなバランスでした。最終的には影響拡大素材で深く考えなくても全ての調合パネルを簡単に埋められるようになるのもいつも通りでしたね。

新要素として超特性というのがありますが、これはうまくつけるのがなかなか難しいですが、特になくても、最高難易度で最強の敵を倒すのに困らないバランスでした。

新要素の鍵を作ったり戦闘中に使ったりするシステムは、最初あまりうまく理解できなかったのですが、戦闘中に発動するとほぼ待ち時間なしで動き放題になるので、これを理解していれば相当難易度は下がるな、と思いました。縛って戦っても良いようなバランスだと思います。

イマイチだった点

任意の素材を探すのが従来より難しくなっていると感じました。 取得済みの素材が枯渇したので拾いに行く場合、図鑑にどこで取得できるかの情報があるのですが、マップがオープンワールドのように広くなっているため、そこに行ってもどのポイントから取れるのかがわからず、探し回ることが多かったです。これはマップ上に記号を出すとかしてくれてもいいんじゃ無いかと思いました。

また、鍵のシステムも「戦闘中に使える」「装備できる」「移動中に使える」「フィールドで結界になっている場所を解錠する」「フィールド上のサプライポートという宝箱のようなものを開ける」「調合で使える」とさまざまな用途があるのですが、鍵の性質によってどの用途に使えるか、というのが変わります。そのため、鍵持っているのになぜ開けられないんだ?みたいになることがあり、説明が不足していたように思えました。

錬金を強化するためのスキルポイントのバランスが悪い(不足気味になる)のと、サプライポートでレア鍵を使わないと取れないレシピが結構あり、それによって調合に有利な素材が作れない状況になりがちなのもあまりよくなかったな、と思いました。

まとめ

イマイチだった点はオープンワールド風にしたことと鍵という新要素に足を引っ張られている部分かなと思宇野で、新しいことを入れようとチャレンジしている姿勢には好感が持てますね。本編を進めている時にはあまり気になることはなく、やり込む時に不便さを感じたような話なので、大きな問題ではなく、トータルでは面白いゲームだと思いました。 ライザ1,2 を遊んでて気になっている方は、ぜひやってみると良いと思います。 1,2 の話はかなり出てくるので、一応、最初に簡単に1,2 のあらすじを説明してくれはするものの、1,2 未プレイの方は先にそちらをやった方が良いかと思います!