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アーマードコア6、全エンディング見るまで進めたので感想

8/25(金)に発売されたアーマードコア6を遊んでおり、全ルートクリアしたので感想です。

ゲーム内容

アーマードコアシリーズを遊んだことがなかったので本作が初でした。フロムソフトウェアということもあり、SEKIRO やエルデンリングのような高難易度の 3D アクションゲームです。違いとしては、ステージクリア型になっており、どのステージを選ぶかという分岐はあるものの、攻略順については自由度があまり無いようになっています。

難しい点

そもそも難しいのは前提としても、SEKIRO やエルデンリングと比較して特につらいなと思った点としては、前述の通りステージクリア型で攻略自由度が低いために、ボスが倒せなくて詰まった場合に、他の探索していないルートに行ってみるなどの対応が取れないところです。 SEKIRO も部分的に次のルートが一択になる箇所はあったものの、中盤の攻略順の自由度は高かったですし、エルデンリングに至っては広大なオープンワールドなので、ボスを倒せない時の気分転換探索がいくらでもできました。本作は、ボスが倒せない場合、過去のステージをもう一度遊んで金策などはできるものの、基本的にはそのボスを倒せないと次の展開がないので、頑張るしかないという設計でした。特にチャプター1のボスが非常に強く、ここで燃え尽きてしまう人は多いんじゃないかと思いました。また、SEKIRO やエルデンリングのような防御、回復手段にも乏しく、回避はあるものの無敵時間のようなものは全くなく、やや早めに位置をずらせる以上のものではありませんでした。

そのため、個人的には面白かったものの、相当に人を選ぶゲームではないかと思いました。

攻略手段

回避手段などに乏しいため、敵の攻撃を覚えて対処するというよりは、ロボットのビルドで火力を上げて自分が死ぬ前に相手の体力を削り切るという戦略が有効に働くことが多かったように思えます。自分から攻めてもあまりダメージが入りにくいので、敵の攻撃を弾くところを突き詰める感じの SEKIRO とは逆になっているのかなと思います。とはいえ、思考停止で突撃していれば良いわけではなく、ボスキャラにガン攻めしながら、ボスの高威力の攻撃だけはギリギリで避けるというシビアな操作が要求されるゲーム性になっており、スリリングでした。また、ボスに勝てた時の死にゲーでしか味わえない爽快感は相当に強いと思います。

シナリオ

フロムソフトウェアのゲームはシナリオが難解ですが、本作はソウルシリーズよりは目的も人物関係も判りやすかったと思います。ただ、主人公が独立傭兵なので特定の組織に所属しているわけではないのですが、対立しているどこかを選んで肩入れできるのではなく、あるステージで組織Aに協力して組織Bをボコった次のステージで組織Bに協力して組織Aに攻撃するミッションをやる、みたいな流れになっており、これは信頼関係的にええんか?みたいな気持ちにはなりましたw

よくなかった点

フロムソフトウェア作品なので、マルチエンディングのために周回が必要になるシステムなのですが、ステージクリア型なので、同じステージを何度もやらないといけないのは面倒でした。エルデンリングの時は攻略順を変えるなどの味変ができましたが、周回で追加ミッションや展開の変化はあるものの、半分ぐらいは以前にやったステージの再プレイなので、作業感が強かったです。 また実績のコンプリートまでやってないですが、全ステージ S ランククリアまで遊ぶかは不明です。

まとめ

SEKIRO やエルデンリングと比べると、とっつきやすさが減っていますが、死にゲー高難易度ボスを倒すことでしか得られない栄養素はふんだんに含まれている感じのゲームです。やりごたえのあるゲームを求めている方にはぜひ遊んでいただきたいです。